大和重工の優待新設からの購入は危険な理由

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優待銘柄分析

先日、築地魚市場が株主優待制度を新設して短期間で株価が暴騰しました。
業績悪化や市場の区分変更などにより、株主優待制度の存続が危ぶまれる中で新設などは優待投資家としてはありがたい限りです。

そして、時を経たずしてまた株主優待を新設したことにより暴騰した企業が出てきました。
それが本日紹介する銘柄になります。

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大和重工のざっくり企業紹介

ということで、大和重工とはどんな会社なのかサクッとお伝えします。

まず読み方ですが、「ダイワ」ではなく「ヤマト」です。
YouTube上で動画を投稿する際に「ダイワ」と読んでしまったので、叩かれないか心配です。
→やっぱり「ダイワ」であってました!!

政治家は漢字を読み間違えたら、Twitterのトレンドにも出てきて責められるので大変だと思いますw
事業内容や構成についてはこんな感じ。

引用元:銘柄スカウターより

お風呂です。

僕は申し訳ないのですが、この分野は全くといっていいほど知らないです。
鋳造品をとりあっかってるそうです。

「ちゅうぞう」って読むらしいです。

漢字の常識クイズをだされている様な気分になります。

引用元:企業HPより

企業のHPを見てみると、どうやら色んな商品を作ってます。
独身親父のワシには身分不相応の素敵な浴槽とかありますね。

あぁ、こんな広いお風呂に毎日浸かりたい!!
そんな気分になる銘柄です。

優待新設内容

さて、くだらない冗談はさておきいよいよ本題です。
今回の株主優待の新設内容は3月17日に発表されました。
新設された優待内容は定番のQUOカード優待ですね。

100株で500円分・長期保有ですと3倍になり1500円分になります。
年1回の12月だけで、今年に限り9ヶ月の保有でも1年の長期保有対象となります。
この株主優待の導入発表を受けて、株価が大きく上昇しました。
導入発表前に比べて株価が40%も上昇しています。

最近、株主優待を新設してから株価が急騰している銘柄が増えてきてますが今回の大和工業については投資妙味は優待投資家としては少ないと思いますので、その理由についてお話します。

現段階では優待利回りが低い

まず、優待投資家として必ず意識するポイントです。
大和重工につきましては、そもそも今回の株価急騰により株主優待としての優待利回りが高くありません。

上記の表は株主優待を新設する前の終値と、導入後の直近ストップ高をもとに計算した優待利回りです。
通常、優待と配当を合わせた総合利回りが4%を超えると魅力的な水準です。
しかし、この企業は無配です。
そのため、優待のみでの利回りで考えますが利回り水準は高くありません。
長期保有に該当しても1000円の株価水準ですと、利回りが2%を切っているので魅力的とは言えないでしょう。

業績自体がよくない

これは株主優待を存続させる上では大前提のポイントなのですが、残念ながら業績があまりよろしくありません。

引用元:株たんより

2017年〜2021年の最新予想を含めても本業の収益である営業利益が赤字です。
赤字幅は20年と比較して縮小してるとはいえ、企業としての業績はお世辞にもいいとは言えません。
最終損益である当期純利益も20年と21年は連続して赤字を計上しています。

次の3つめの理由にも繋がりますが、そもそも赤字企業にも関わらず株主優待を新設すること自体が理由を深堀していく必要があると個人的には思います。

そもそもの優待導入目的が不透明

言葉をぼかしましたが、今回の肝はここにあると僕は思います。
赤字企業であり、本来であれば株主優待を導入する余裕がないはずなのに優待を新設したという背景です。

これには恐らくですが、大和重工が東証2部に上場し続ける為に株価を上昇させなければいけない理由があったからだと考えます。
※これは主観ですので参考程度にお考えください。

結論から申し上げますと、時価総額を10億円水準に回復させなければいけないための株価対策ではかったのかと考えます。
まずはJPXの上場基準のページをご覧ください。

赤枠で囲った部分の時価総額の項目に今回、大和重工が該当しています。
これは実際に企業としても発表しております。

20年12月(参考時価:750円)に10億円未満になったので、上場廃止基準に片足を突っ込んでしまった訳なんですね。
しかし元々業績が良いわけでもなく株価を上昇させるための手段が限られる為、株主優待を新設したんだと思います。

ただ、これだけでは理由づけが弱いので過去の事例も引っ張ります。
実は大和重工は過去にも同じことがありました。

これは20年の4月(参考時価:560円)に発表されたものですね。
同じ年に2回もあったわけです。
この時は12月の発表よりも株価は低い水準だったので、厳しい状況下でした。

チャートを見ていきましょう。

緑の枠で囲っていますが、8月に株価が一時的に急騰しています。
これは自社株買いを発表したからです。
この急騰により株価は持ち直し時価総額基準の10億円を超えましたが、また下落しました。

個人的な考えですが、株主優待新設で株価が急騰している今回も暫くして株価は下落すると思われます。
優待利回り自体も魅力が薄いので、再度時価総額10億円未満水準を割る下落がないように祈るばかりです。

ということで本日は優待新設で株価が急騰した大和重工をご紹介いたしました。
ブログを続けるには忍耐が必要でして、もしご覧になられている読者様がおられましたら感想などいただけると幸いです٩( ᐛ )و

それでは本日はこれにて♪

コメント

  1. kantoku より:

    目次とか大和工業になってますけど、大和重工について書いてるものですよね?

    修正お願いしますw