花王・ライオン・ユニチャームの決算から見る株の面白み

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ニュース考察

分かっているようで理解してない。
株式投資をしていると、そんなことが日常茶飯事で起きます。
よく耳にする言葉で

「材料出尽くしで下落」

頭では分かっているんですが、僕は上っ面でしか理解していませんでした。
最近になって、その言葉の意味が少し分かった気がします。

普段、YouTubeにて高配当銘柄や優待銘柄の動画投稿を行っている中、2月の決算発表シーズンが到来。
そんな時に会社として、上方修正のIRが出たら株価は上昇するのではないかと考えたんですね。

期中の業績の進捗状況を見て、本決算発表前であったら3Q(第三四半期)までの進捗を確認し、上方修正が来そうだったら株価は上がるだろうという考えです。

例えば会社利益予想が
通期予想:100億
3Q実績 :90億(過去4Q平均:30億)

こんな感じだったら、余程の悪いことがなければ予想を上回るでしょ!

良いの見つけた!ラッキー!
ってな感じです。
一応、事前に期待で株価が上昇していないかは確認して上昇していなければ、
これはチャンス!!
ドヤれる!!
買いボタン連打!!!

この時の状態って自分が上方修正・好決算があることを先回りして見つけることが出来たとか自惚れてるんです。
んで、いざ蓋を開けてみると普通に株価が下落したりします。
今までは「材料出尽くし」という言葉で片付けて、株って難しいなぁ〜とか思ってました。

ただ今回の決算シーズンを通して、ようやくそんな陳腐な言葉で片付けずに学んだことがありました。
前置きが長くなりましたが、タイトルにもありますトイレタリー銘柄の決算で気づけた訳です。

この先どうなるかという未来で株価は動く

何を今更。
そんなのは分かっている。それが株ってもんだろ。
はい、その通りです。

僕は2016年から株式投資をスタートし、株系YouTuberとしてそこそこ頑張っていますがあまり理解していなかったことを白状します。

先ほどお伝えした上方修正を先回りして予測し、利益を狙うという投資には「未来」というポイントが抜けていました。
加えて申し上げますと、僕の様な拙い素人の上方修正予想なんて、株価としてとっくに折り込まれているという事です。
この「未来」というポイントが投資家から評価されると株価は上昇し、思ったよりよくないと株価は下落することを学びました。

花王・ライオン・ユニチャームの決算発表後の株価

いよいよ本題です。
まずこちらの表をご覧ください。

20年決算発表まとめと翌日株価の反応

ここで僕が学んだ事は2つあります。

一つ目は決算が増収増益、しかも会社予想よりも上振れで来期も増配予想という発表でも株価は必ずしも上昇しないということです。
表で見て頂くと分かるんですが、ライオンがまさにそうだったんですね。

ライオンといえば、コロナ禍でハンドソープなど好調により業績を伸ばし20年には営業利益を過去最高益に更新しました。

しかし、会社予想は保守的で20年の本決算発表時は業績が上振れしたので次の日の株価はマイナス6%で終了しております。
この時も材料出尽くしかなという言葉で片付けようとしたのですが、ユニチャームの決算後の株価を見てどうやら違うのかもしれないと気付きました。

ユニチャームはライオンと同様に増収・増益で着地はしたものの会社予想からは下振れで着地しました。

僕の考えでしたら、増収増益とはいえ会社予想を下振れしたし、ライオンも材料出尽くしで株価が下落してるんだからユニチャームも決算発表後の株価は下がるんだろうなと予測しました。

しかし、蓋を開けてみるとその日はユニチャームについてはプラス3%で終了しております。

僕はこの時になぜなんだと思い両社を比較しました。
ユニチャームについては自社株買いも材料視されているとは思いますが、腑に落ちたのは先ほどお伝えした「未来」というポイントです。

つまり来期の業績予想ですね。

21年の両社の業績予想はライオンは増収・減益でユニチャームは増収・増益で過去最高を更新。

この会社としての予想発表が翌日の株価に差が出たのではないかと考えました。
ライオンについては来期予想が増収にも関わらず減益予想で更に前期比でマイナス31%
この数字だけみると確かに嫌気される理由も分からなくはないと思います。

また、花王につきましては増収・増益を近年までずっと続けていた超優等生銘柄でしたが21年予想では20年実績に比べて微増に止まり最高益水準の19年には回復していないため、増配を会社として発表したものの決算発表後の株価は大きく下落したと考えます。

以上、3社の決算発表を比較して翌日の株価をおっかけた結果、株価を追っかけるためには「未来」というポイントが大事なんだと気付かされました。

実はこの考えは、ある著名なYouTuberの方の本を読んでいて気付かされたことでした。

特に印象的だったのは、第4四半期の数字にサプライズがない限り、新しい期の業績に注目される。
通期予想が届かなくても、次の期の予想で成長が示されると期待で株価が上昇する。

これは僕が今回の決算比較で気づいた事を見事に言語化していただいた内容だと思います。

めちゃくちゃにお勧めの著書なので宜しければご覧ください。

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今後の投資への活かし方

当たり前のことを当たり前の様に申し上げているのですが、今回の経験でやっと自分に腹落ちしました。
改めてにはなりますが、株価は未来を予測することが非常に重要で会社として発表する来期の業績予想は株価に大きな影響を与えることがとてもよく理解できました。

本決算発表時の業績が例え素晴らしくても、来期の業績予想が悪くなる場合は株価にとってネガティブになる可能性が高いということ。

なので、これは裏を返せば今まで業績が悪い決算が発表されても来期の業績予想が良いものに変化すれば株価はポジティブに反応する可能性もあるということが言えそうです。

直近の航空や鉄道・居酒屋関連銘柄が上昇しているのは、そんな背景があるかもしれませんね。

この経験を活かして、3月決算銘柄の本決算が発表される4月〜5月の時期に来期の業績を強気に出してきそうな銘柄を中心に投資して行きたいと思います。

もの凄くボリュームが長くなってしまいましたが本日はここまでにしようと思います。
それではまた♪

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